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登録販売者の外部研修制度

外部研修制度

平成21年6月の制度施行後、平成23年度までは研修制度が無かったが、平成24年度より外部研修制度が制定された。その背景には試験制度の欠陥が指摘されたことにある。そもそも、受験資格を得るには「1ヶ月間の実働80時間以上における12ヶ月以上の勤続」という労働者としての実務経験を積む必要があった。この受験資格自体はそれほどハードルは高くない。ただし、それ故にしっかりとした実務経験を積まないまま受験資格だけを得ることによって試験に合格しても、実際には現場経験が少ない(または皆無)が故に商品の説明や選択の判断に窮するなど、知識・経験共に不十分のまま資格者になってしまう事例が多く散見された。これらの経緯から、平成24年度より外部研修制度が導入された。1回につき、5講座(4講座は座学、1講座は確認試験)を計6時間かけて実施。それを年度内に2回、合計12時間かけて行うことになっている(前後期に分けられ、前期は4月~9月、後期は10月~翌年3月とし、前後期に1回ずつ計2回)。平成24年度に関しては新制度導入のため、研修効果の様子を見るという観点から特例で1回のみ(前期もしくは後期のいずれか1回のみ。計6時間)の受講で良いこととされた。現在はその受験資格が廃止され、現場での実務経験が一切ない完全な未経験者が受験できるようになったが、研修制度を導入したとはいえ、人体に影響の有り得る製品を取り扱う資格に現場での実務経験のない未経験者が受験できる現制度には懐疑的な意見も根強い。